2025年7月28日
2025年度|ASCENT-6Eがスタートしました!
2025年度(第2期)開講式は千葉大学西千葉キャンパス教育学部2号館大講義室で実施しました。本年度は、全国から35名(千葉県内:15名、千葉県外20名)の受講生が選抜されました。開講式には30名の受講生が出席し、これから約半年間にわたる「先端基礎コース」のスタートを切りました。
■ 開講式
7月21日に行われた開講式では、JST次世代科学技術チャレンジ推進委員や千葉大学STELLAプログラムASCENT-6Eの関係者による挨拶のほか、これから始まるプログラムの全体像や各講座、期待される成長についての説明がありました。参加した受講生は緊張と期待の入り混じった面持ちで耳を傾けていました。式の後半では、受講生一人一人が簡単な自己紹介をし、共通の興味を持つ仲間との出会いに、れから始まる共同学習への期待感が自然と高まるひとときとなりました。

■ チーム作り研修
午後には、チーム作り研修として「Expedition MUNDUS」というオランダで開発された教育用ゲームを用いたワークショップを実施しました。Expedition MUNDUSは未知の惑星を探査するというシナリオのもと、“探究”と“協働”の本質を体験するチーム型ワークショップです。参加者は研究チームの一員として、ある架空の惑星「MUNDUS(ムンドゥス)」の環境・文化・住民などの探査を通して、仮説構築・調査・報告など一連の探究プロセスを体験しました。受講生たちは初対面のメンバーと協力しながら、自分たちなりの視点で課題に取り組み、多様な発想の大切さやチームで考える楽しさを体感していました。

ゲームの後にはグループを組みなおし「探究や研究に必要な要素とは」というテーマでグループで話し合い、話し合いの結果を発表しました。受講生たちは初対面同士にもかかわらず、ワークを通じて自然に対話が生まれ、アイデアを出し合いながらチームとしての結束を深めていきました。
