2024年9月6日
内容はASCENTプログラム受講生のものです。
※ASCENT-6EはASCENTプログラムの後継事業
ASCENTプログラムが広げた新しい世界への扉 - 挑戦が生んだ成長と未来への自信
ASCENTプログラムに参加して、大学の先生方のアドバイスを受けながら新規性あふれる研究を楽しく進めることができました。また、その内容を国際研究発表会で多くのアジア・アセアンの同年代の研究者や海外大学の先生方に英語で発信する機会を何度も頂き、共有できたことは、研究を深められたと言う事だけで無く、大きな自信につながりました。そして海外研修では、国際的な環境で大学・大学院生と共に研究する貴重な体験ができ、異文化の中でさまざまな視点に触れ、沢山の刺激を頂きました。現に3年の春休みにこの研修に参加した私は、将来の夢も志望大学も変わったほどの衝撃でした。
通常の学校生活を送りつつ研究を続ける事はかなり大変で、研究発表の準備時にはしばしば弱音も吐きました。しかし高校とは全く規模の違う大学の専門研究室で先生方のアドバイスを頂きながら深める見分は、独り机上で得られるものではなく、これまでに無い充実した質の高い研究が出来ます。貴方が今、少しでも興味がある事があるなら、ぜひ挑戦してみて下さい。目を見張る様な新しい発見や世界中からの出会いが貴方を待っています。
2021年度受講生 東京学芸大学附属国際中等教育学校
自分の底力を引き出す
私はASCENTプログラムで同年代の研究者や大学の先生方とのつながりを得るとともに自分の新しい可能性に気づくことができました。私は応募するまで研究といったことに縁がなく、生物に強い関心はあっても特別詳しいというわけではありませんでした。そのため、研究発表や大学の先生方との英語でのやり取りはどれも自分にとって大きなチャレンジでしたが、そうした経験は自分を研究者への更なるステップへと奮い立たせててくれる、普通の高校生活の中ではまず絶対に得られないものでした。
模擬講義では様々な角度から科学を見据えて自分がそれまで知らなかった分野に興味を抱き、研究発表会やディスカッションでは臨機応変な対応を身につけるとともに同年代の素晴らしい研究者たちから刺激をもらいました。海外研修では想定以上に研究が忙しいこともありましたが、お世話になった教授や研究室の大学生の皆さんと交流を深めることができ、異文化に直接触れることができました。プログラムを終えた時、その体験すべてが楽しい思い出に満ちたものであり、同時に「何も持たなかった」はずの自分がこのプログラムをやり遂げる力をもっていたということに驚きました。広く周りを見渡して自分の世界をひろげること、自分のポテンシャルを信じてダメもとでもトライしてみること。プログラムで学んだこの二つのことは当時高3だった私の進路を変えるほどの大きな原動力になってくれました。もしASCENT-6Eに少しでも興味があるのであればぜひ参加してみてください。きっと生涯忘れられない出会いや学びが待っています。
2021年度受講生 昭和学院秀英高等学校
挑戦のすゝめ
私が ASCENT プログラムで体験した中で良かったと思うことは多くありますが、中でも 英語での相談や発表会はとてもよい経験でした。英語で自分の研究内容をまとめたり、実際 に内容について先生や TA と話すことは難しいことでした。それでもやるしかないと一生懸 命に単語を調べ、先生にメールを送り、声に出している中で、自分の英語力が上がるのを感 じ、とてもうれしかったのは今でも鮮明に覚えています。今となってはある程度の日常会話 であれば英語でできるようになりました。このような体験から私がこのプログラムを経験し て最も身についた物は何かと問われれば、挑戦する心だと答えます。このプログラムで学ぶ ことや研究をすることは決して簡単なことではありません。模擬講義で高校で習っていない 内容が出てくることもあれば、過去の研究を何十個も調べて研究計画を立てることもありま す。初めてやることにどれだけ臆さず取り組めるか、ということはとても重要なことだと私 は考えています。
もし、ASCENT-6E に応募するか迷っているのなら、間違いなく応募をするべきです。学 力が低い、やったことがない、などは全く関係ありません。私は勉強など得意ではなかった ため「私より優秀な人が多く集まる環境の中で学び、挑戦する」という意識を持ってとにか く頑張りました。大切なのは、できるうちに挑戦をし、その成功と失敗の体験から学ぶこと だと思います。是非このプログラムに挑戦し、多くの学びと経験を得て研究者としての第一 歩を踏み出してほしいと願っています。
2022年度受講生 栃木県立矢板東高等学校
夢への一歩を踏み出す
私には小さい頃から研究者になりたいという夢があり、研究者として必要となる知識や経験を高校から身につけたい、体験したいという思いがありました。そこで、千葉大学ASCENTプログラムの存在を知りました。
このプログラムでは、研究者になるにあたって必要な知識を身につけたり、自分が今まで知らなかった分野を学び、興味分野を広げることができます。さらに、研究を計画し、教授のアドバイスを受けながら大学の研究室の中で研究活動することは高校では味わえない、貴重な機会です。その中で、研究をしている同じプログラムの仲間と出会い、研究の成果を共有し、互いに高め合うことはとても刺激的です。
このプログラムを通して様々な経験をし、研究に対する見方が変わり、研究者になるにあたって大切なことをたくさん学びました。そして今、研究者という夢に近づくことができたと感じています。
将来研究をしてみたい、研究活動に興味がある、という人は是非、ASCENT-6Eに参加してみてください。ここで出会う仲間と共に、夢への一歩を、一緒に踏み出してみませんか。
2023年度受講生 千葉県立船橋高等学校